あきぽんの日経先物自動売買に挑戦

三年がかりで考案した戦略を公開しています。

ショップに質問を受けました

ショップに質問を受けましたので、こちらにも転載します。

 

【質問(要約)】

  1. 稼働に必要な枚数
  2. 買いと売り1枚ずつ合計2枚でも両建ては証拠金1枚分でOKな証券会社の場合助っ人合わせて何枚分の証拠金が必要ですか?
  3. 買いだけで最大何枚分保有する事がありますか?
  4. こちらの商品も12月や1月にあった日銀の乱高下のような時の損失を最低限で抑えられるような回避対策はされているものでしょうか?

資金拘束中の画面はこちら

 

【回答内容をそのまま転載します。】(長文ですみません)

お問い合わせありがとうございます。

分かりずらい説明で申し訳ありません。(長文になります)

メインロジックは 日場用:Long1、Short1と夕場用:Long1、Short1 です。

助っ人は三種ですが日場夕場用にわかれておらず、Long三種、Short三種です。

 

ただ、最大何枚出る可能性があるか?と言われると、事実誤認などを避けるために、「十枚」とお答えするしかありません。メインLong2、メインShort2、助っ人三種6個。Longのみとしても五枚ということになります。助っ人は条件がそろうまで発注をしない(発注予約状態)になりますので、資金拘束をうけません。

 

ブログのシュミレーションは両建てで五枚運用の成績です。

 

助っ人は、1月~2月の期間に17回稼働(すべて利確)しましたが、稼働したのは一種(Long1,Short1)のみです。残り二種は稼動しませんでした。この三種とも、相場変動の程度を時間軸でとらえて稼働するかどうか判断しますので、

見極め10分程度、数百円の変動 = 助っ人3が初動します
見極め60分程度、百円~変動 = 助っ人1 が初動します

 

順に追っていきますと、

  1. 日場だけで二枚必要とします。発注済み・未約定の状態になるため両建てであっても、一枚資金では発注できません。二枚を同時に発注し、相場がSwingするのを待ちます。
  2. どちらかが約定してしまえば、一枚分の資金で両建てを維持できますが、「発注済み未約定の状態」が続いている間は、必ず二枚資金が必要です。
  3. 仮に日場に両方が約定して両建てになったとしても、仮に日場には約定がなかったとしても、この状態で夕場になると、Long Short二枚発注がかかりますので、この段階で二枚の資金拘束をうけます(発注済み、未約定の状態になるため)。つまり、「両建てで一枚の資金」で取引できる証券会社であっても、「約定」するまでは二枚の資金が必要になります。
  4. ただ、論理上、メインロジックが両建てで保有される可能性は低いです。なぜなら、仮にLongを保有した状態でShortが新規約定条件になると、保有Longが利確条件に一致する可能性が高いからです。このロジックの理論は「Swing」を利用していますので、どちらかが新規建て(約定)する=一方が利確(約定)条件になるからです。これも「可能性は低い」だけで、あり得ない訳ではありません。急激な相場変動で、たとえば保有しているLongが高値を追い利確しないような場面や大きく含み損をかかえている状態では、両建てになる可能性があります。
  5.  どうしても一枚で運用したいのであれば、LongかShortのどちらかを手動でオフにしておき、「約定したのち一方をオン」にすれば、一枚の資金でも両建て、両玉保持が可能になります。
  6. メインロジック日場夕場用ロジックは、残念ながら急激な変化を回避できません。急激に相場が動いた際は、そのままロスカットになる可能性があります。ただ、助っ人三種は、「急激な変化」を三種が異なった時間(10-60分程度)見極めたのち稼働します。逆にヘッジファンドなどによる「(程度によりますが)短時間に売り込まれ、短時間で買い戻す」ような場面では助っ人は稼動せず静観します。

 

以上、考え得ることを記載しましたが、すべての証券会社やあらゆる相場で成り立つかどうかわかりません。また、考案者(私)の知識不足や誤解などがあり、事実と異なる動きをするかもしれませんが、素人の考えたロジックであることをご理解くださった上で、購入するかどうかご判断をくださいませ。