時々、こういう自動売買の戦略を販売していると「そんなに簡単に儲かるなら自分でやれば良いんじゃ?」って耳に入ってきます。まさに、そのとおりと思います。シュミレーションでうまく行っていても、実売買で動かすと思い通りにいかない事があります。
ほとんどの場合、
- 資金力:例えば、三枚契約で稼働させたとき、三枚とも含み損になるような場面でも、そのまま見守るか、クロージング(損切)させる資金力が必要です。また、「いざ!実稼働」させたタイミングを待っていたかのようにロスカット連発するなど。
- 「あ~我慢できない」と裁量取引に手を出してしまい、ロジックが崩れてしまう。私も裁量取引で介入することがありますが、よほどの時です。ロスカットを恐れない戦略が必要です。
自動売買戦略を動かすことは、それ相応の(余剰な)資金力と、その資金を自動売買に投入するリスクを負うことになります。十分な資金力があって、少々のドローダウンにも対応できる(投入した資金が完全蒸発しても大丈夫な)余力があれば、自動売買での成功率はグンと高まると思います。他の方々のブログなどを見ていると大きな損失を出した人、うまくいって大きな利益を得た人など様々なようです。
私もご多分に漏れず、裁量取引では痛手を被っています。そこで、私のポリシーとしているのが、
- 自動売買を信用し、任せ、ゆだねる、手(裁量)を出さない。
- 人間の判断でエントリーしない、裁量禁止。しかし、時には必要。
- わずかな利確(1000円とか2000円など)を繰り返さない。しかし、時には必要。最低でも5000円を目指す。利確が小さいほど、実売結果とシュミレーションが乖離する。
- 十分に検証した戦略を用いる。
- 「少額決済」や「指値」、「現在値-1tとか+1tなどの設定」はシュミレーションでうまくいっても、実売とかい離する。
- 参加者数の少ない時間は注意する。
- 特に「バックテストの成績」を鵜呑みしない。私は信じていません。
- ドローダウンに備えた資金力を準備する事。取引額の二倍は欲しい。3枚取り引きなら3枚×15万円×2倍=90万円
- 最後に、「戦術ではなく戦略で勝つ」が重要。必ず、自動であっても裁量であっても、思惑と反対に相場が動くことは普通にあります。「その時どうするか」が大切。
私が実売買に投入している戦略はコチラ
(と、言ってもボカシいれていますが)